広いリビングはどう作る?桧家住宅が取り入れた間取りの工夫
公開:2024.06.28 更新:2024.07.09施主が新居に望む希望は、広いリビングと快適な室温維持です。以前のアパート生活でソファを置くとリビングが狭く感じ、リラックスできない経験から広いリビングを求めています。また、断熱性と気密性が低いと冷暖房の効率が悪く、エネルギー消費が増えるため、新居ではこれらの問題を解決したいと考えていました。
桧家住宅の2階リビングと全館空調システム「Z空調」を採用し、プライバシーの確保や均一な温度環境、エネルギー効率の向上を実現しました。リビングは明るく広々とした空間で、家族全員がくつろげるプライベート空間を確保し、充実した収納スペースも備え、快適で便利な生活を実現しました。
目次
施主が新居に取りこみたい希望とは
注文住宅の新居を考える際、多くの施主が具体的な希望を持っています。これらの希望は、これまでの生活で感じた不満や新しい生活への期待から生まれます。ここでは、ある施主が新居に取り入れたい主な希望について詳しく説明します。
◇家具を置いても余裕のある広いリビング
施主が広いリビングを希望する理由の一つは、以前のアパート生活での不満です。例えば、ソファを置くとリビングが狭く感じるという問題があります。
ソファなしのリビングには、いくつかのデメリットがあります。ソファがないと、リラックスするスペースが少なくなり、家族や友人とのくつろぎの時間が不便になることがあります。
また、収納スペースも不足しがちです。そのため、新居では広いリビングを確保し、快適な生活空間を実現したいと考える施主が多いのです。
◇快適な室温の維持
また以前のアパートでは夏は暑く冬は寒かったため、この施主は温度管理も重視していました。
エアコンなどで適温に調整しても、室内の空気が外へ逃げてしまうことがあります。これは、住宅の気密性の問題です。気密性が低いと、冷暖房の効率が悪くなり、エネルギー消費が増加します。
また、断熱性能が低いと、外気温が室内に伝わりやすくなります。断熱性能が高い住宅は、外部の温度変化に左右されにくく、快適な室温を維持しやすくなります。
施主は、これらの問題を解決するために、新居の気密性と断熱性能にこだわり、年間を通して快適な住環境を望んだのです。
広いリビングを取り入れるときの問題点
広いリビングは開放感があり、家族やゲストとゆったり過ごせる魅力的な空間です。しかし、その一方で設計や日常生活においていくつかの問題点も考慮する必要があります。
以下では、広いリビングを取り入れる際に注意すべきポイントについて解説します。
◇他のスペースを圧迫する
広いリビングを設けると、その分他の部屋が狭くなる可能性があります。例えば、キッチンや寝室、バスルームなどのスペースが圧迫され、全体的な居住空間が窮屈になることがあります。家全体のバランスを考えながら、リビングの広さを決定することが重要です。
◇エアコンの効きが悪くなる
広いリビングは空間が広がるため、冷暖房の効率が低下しがちです。特にエアコンの効きが悪くなると、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが難しくなります。複数のエアコンを設置して解決する方法もありますが、光熱費がさらに高くなるというデメリットも生じます。
◇外からの視線が気になる
広いリビングには大きな窓や多くの窓を設置することが多く、自然光を取り入れて開放的な雰囲気を作り出します。しかし、その一方で外からの視線が気になることもあります。特に通行人や隣家からの視線を気にする場合、プライバシーが保てないと感じることがあるでしょう。
桧家住宅が採用した間取りと設備
さまざまなハウスメーカーへ相談した施主は、岡山にも展開している桧家住宅のアイデアと住宅設備を気に入り、施工を依頼しました。中でも注目すべきな、2階リビングとZ空調について解説します。
◇2階リビング
2階リビングとは、リビングルームを2階に配置する間取りのことです。この配置にはいくつかのメリットがあります。
ず挙げられるのは、プライバシーの確保ができることです。通行人や隣家からの視線を気にすることなく、リビングでくつろげます。
また、2階にリビングを設置することで、日当たりが良くなり、明るく快適な空間を実現できます。さらに、眺望の良さも魅力です。特に都市部や風光明媚な場所に建てられた住宅では、2階からの景色を楽しめます。
これらの点は、日中に多くの時間を過ごすリビングにとって非常に重要なポイントです。リビングと子供部屋が同じフロアに設置すれば、親子のコミュニケーションが取りやすくなるため、子育てファミリーを中心に人気が高まっています。
◇Z空調
Z空調は、桧家住宅が採用している全館空調システムです。このシステムは、家全体を均一な温度に保つことで、快適な室内環境を提供します。
Z空調の一番の特徴は、全館を同じ温度に保てる点です。これにより、家のどこにいても温度差を感じることなく、快適に過ごせます。
また、エネルギー効率が高く、省エネ効果が期待できる点も大きなメリットです。特に、桧家住宅では、高気密・高断熱の「Wバリア工法」を採用しているため、さらに効率的に冷暖房を行うことが可能です。
もう一つの利点は、健康への配慮です。均一な温度環境は、ヒートショックのリスクを減らし、特に高齢者や小さな子供がいる家庭にとって安心です。Z空調は、快適さと健康を両立させる優れたシステムと言えるでしょう。
理想のリビングを実現した暮らしやすい住まいが完成
この施主の施工事例では、家族全員がくつろげる広々としたリビングを中心に、快適で便利な生活空間が完成しました。
◇視線を気にせずくつろげるプライベート空間を確保
新しい住まいのリビングは、大きな開口部やスリット窓からたっぷりと陽射しが入る明るく広々とした空間です。間仕切りがなくキッチンからリビングを見渡せるため、家族の様子を常に把握できます。
また、リビングに隣接するバルコニーは、バーベキューや子どもの遊び場として活用されており、室内外を行き来しやすくすることで、生活の幅が広がります。視線を遮る設計を取り入れたため、プライベートな時間を存分に楽しめるようになりました。
◇家中が快適な温度を維持
外の気温に左右されることなく、家中が常に快適な温度を維持しています。玄関を入った瞬間から心地よい温度に保たれており、以前の住まいでは冬に厚着が必要だったのに対し、今ではTシャツで過ごせるとのことです。
◇収納スペースも十分
新しい住まいには、土間収納、ウォークインクローゼット、パントリーなどの充実した収納スペースが設けられました。これにより、以前の住まいでは収まりきらなかった荷物がすべて整理され、家全体がすっきりと保たれています。
特に土間収納は、アウトドア用品や季節物の収納に便利で、生活の利便性が格段に向上しました。
施主が新居に望む具体的な希望として、広々としたリビングと年間を通じて快適な室温の維持が挙げられます。施主は、さまざまなハウスメーカーと相談した結果、岡山にも展開している桧家住宅の2階リビングと全館空調システム「Z空調」を採用しました。
2階リビングはプライバシーを確保しながら、自然光をたっぷり取り入れることができる間取りです。家族全員がくつろげる広々としたリビングを中心に、快適で便利な生活空間が完成しました。
.大きな開口部やスリット窓からたっぷりと陽射しが入る明るいリビングは、間仕切りがなくキッチンからも見渡せるため、家族の様子を常に把握できます。リビングに隣接するバルコニーはバーベキューや子どもの遊び場として活用しています。
家全体を均一な温度に保つ全館空調システム「Z空調」により、すべての部屋はもちろん、玄関先まで快適な温度を維持できるようになりました。
さらに、新しい住まいには土間収納、ウォークインクローゼット、パントリーなどの充実した収納スペースが設けられました。これにより、以前の住まいでは収まりきらなかった荷物がすべて整理され、家全体がすっきりと保たれています。