岡山で注文住宅を建てる際の人気エリアとは? 都窪郡早島町と岡山市北区を紹介
公開:2024.01.31 更新:2024.01.31岡山県で注文住宅を建てるのに適した場所は、住みやすいと評価の高い都窪郡早島町と岡山市北区です早島町は岡山市と倉敷市の中間に位置し、交通アクセスが良好で豊かな自然に恵まれています。岡山市北区は、駅や国道の近さで便利なアクセスを誇り、子育てや買い物にも便利なエリアです。
早島町の面積は岡山県で最小ですが、人口密度は岡山市や倉敷市を上回ります。その理由は、交通や流通の拠点としての役割が強化されているためです。また、町民全員が参加するまちづくりが行われており、地域住民のニーズが反映された活気あるコミュニティが形成されています。
一方、岡山市北区は人と自然が交流する街として知られ、賑わいと共に自然との交流を楽しめるエリアです。利便性の高い交通アクセスや生活施設の充実が特徴で、さらなる公共交通の利便性向上も進められています。市民主体のイベントや文化・食の交流イベントなども開催され、市民が主役となって地域発展に貢献していることもあり、安全で安心な生活環境を得られるエリアです。
目次
岡山県の住み心地の良い人気エリア2選
岡山県はその自然の美しさやアクセスの良さから、住むのに魅力的な場所として注目されています。県内には住み心地の良い人気エリアが数多く存在しますが、いい部屋ネットの「住みここちランキング 2022」では、1位に都窪郡早島町が、2位に岡山市北区がランクインしました。
第1位 都窪郡早島町
岡山市と倉敷市の中間に位置する、県内で最も小さな面積を持つ町です。関西や四国、広島方面への交通アクセスが良好で、中国・四国地方有数の物流拠点でもあります。
街の南部には干拓地の美しい田園風景が広がり、豊かな自然が見どころのひとつです。21世紀に入り、日本全体で高齢化と少子化が進行していますが、早島町では人口が増加しています。この事実は早島町の住みやすさを物語っていると言えるでしょう。
居住者のコメントでは、高速道路の近さや落ち着いた雰囲気、地域住民のつながりや災害の少なさに対する満足度がうかがえます。
第2位 岡山市北区
岡山市北区は、岡山県の南中央部に位置し、駅や国道の近さで便利なアクセスを誇ります。早島インターチェンジは、瀬戸中央自動車道、山陽自動車道、国道2号線など、3つの幹線道路が交差する交通の要所です。
また、この地域は、市の中心部やデパートへのアクセスが良好で、近隣住民の親しみやすさや子育てのしやすさ、若者の活気に満足している住民が多いことが特徴です。さらに、ショッピングモールやスーパー、病院なども充実しており、生活に必要な施設が揃っているため、居住者からの満足度が高いという声もあります。さらに地域住民のモラルの高い傾向にあり、総合的に住み心地のよいエリアと言えるでしょう。実際に、北区は岡山県の行政区(4区)のうち最も世帯数が多い区です。
岡山県の流通の拠点・都窪郡早島町
都窪郡早島町は岡山県の重要な流通拠点であり、岡山県内で最も人口密度が高い町です。早島町は美味しい米と味噌の生産地としても知られています。これらの点から、独自の魅力と活気あふれるコミュニティを持っているのが特徴です。
県内最高密度の人口の都窪郡早島町
岡山県下で最少の面積でありながら、最も人口密度が高い町です。2023年においても早島町の人口密度は、人口数の多い岡山市や倉敷市を大きく上回っています。
その理由の一つに、早島町では交通や流通の拠点としての役割を強化する取り組みが進んでいることが挙げられるでしょう。国道2号線や瀬戸中央自動車道の早島インターチェンジ、岡山県総合流通センターを含むいくつかの重要な施設が建てられており、町の経済的な活力と地域発展を支えています。
また、町民全員が参加するまちづくりにより、地域住民の声やニーズを反映した活発なコミュニティが形成されているのも特徴です。早島町は町民の参加と協力によって地域の魅力を高め、住みやすい環境を整えています。そのため、地域住民も積極的にまちづくりに参加し、地域の魅力や資源を活かして、住民の満足度や生活の質の向上に協力的です。
このような早島町の取り組みは、地域社会の活性化や持続可能な発展を目指す上で、良い例として世間から注目されています。
米みそが名産物
岡山県は古くから米どころとして知られており、早島町でも昔から米みそづくりが盛んに行われてきました。米みそとは、米麹と大豆を発酵して作るみそです。早島町の米みそにはほのかな甘味があり、その独特の味わいは料理の味に深みを与えます。
早島町では米と大豆は地元で収穫されたものを使用し、塩も岡山県産を用いているのも特徴です。余計な添加物を一切加えずに麹から手作りするというこだわり抜いた製法で作られた米みそは、早島町の名産品となりました。
人と自然が交流する街・岡山市北区
岡山市北区は、人と自然が息づく街として知られています。この地域は、その賑わいとともに、日常生活の中で自然との交流を楽しめることで人気を集めています。その一方で、岡山市北区は交通のアクセスの良さや生活に必要な施設が充実していることから、住みやすさと快適な生活環境が保たれているエリアです。
賑わいあふれる岡山市北区
岡山市北区は都心部と地域はそれぞれの魅力を活かしながら、市民の誇りと愛着を育み、訪れる人々に活気を提供する街づくりを推進しています。
例えば、市民主体のイベントを西川緑道公園、石山公園や旭川の水辺などで支援し、市中心部の活気を高める取り組みを実施中です。これに加えて、商店街の主体的な取り組みや、商店街と民間事業者の連携による集客イベントを支援することで、都心の魅力をさらに引き出しています。
桃太郎祭りのように文化や食の交流イベントも行政と民間が協力しており、地域の文化的な絆を深める効果もあるのです。
このように、岡山市北区では市民一人ひとりが地域の主役となり、学生やNPOなどの組織も協力して地域発展に貢献しています。温かい人間関係と支援の輪が広がる岡山市北区は、安全・安心な生活環境を得られるエリアと言えるでしょう。
岡山市北区は利便性も高い
岡山市北区は、四国地方や中国地方へのアクセスの中心地です。JR岡山駅があり、山陽新幹線も停車します、また、バスで約30分北へ進むと岡山空港や岡山城、県庁などの行政機関が集中しており、全体的に交通の利便性が非常に高いエリアです。
岡山市北区では、さらなる公共交通の利便性向上、地域活性化、観光振興を目指して、桃太郎線(吉備線)のLRT(次世代型路面電車)化を推進しています。実現すれば、都心部では歴史や文化、学術、芸術の集積を活かした学びや交流が、地域では自然や農業を活かした交流が促進されると期待されている施策です。
岡山県内には住み心地が良く人気のあるエリアが多数存在しますが、「いい部屋ネットの住みここちランキング 2022」によると、特に都窪郡早島町と岡山市北区が高い評価を受けています。
早島町は岡山市と倉敷市の中間にあり、豊かな自然と優れた交通アクセスを誇り、人口が増加している珍しい町です。また、早島町は岡山県の重要な流通拠点であり、名産の米みそ製造でも知られています。
一方、岡山市北区は、便利なアクセスと充実した生活施設で知られ、市民主体のイベントや文化・食の交流イベントが積極的に行われています。地域住民の積極的な参加と協力によるまちづくりや、季節の移り変わりを感じられる魅力的な都市空間の創出に努めており、住みやすさと快適な生活環境を保ちやすいエリアです。
これらのエリアが示すように、岡山県は自然との調和、便利な生活環境、地域コミュニティの活性化を推進し、住み心地の良さを向上しています。岡山県で注文住宅を建てる際には、都窪郡早島町と岡山市北区を検討してみてはいかがでしょうか。