木の家の耐震性能は? 岡山で地震に強い木の家の注文住宅が得意な企業も紹介
公開:2024.01.31 更新:2024.01.31岡山で耐震性の高い注文住宅を検討しているなら、木造がおすすめです。木材は柔軟性と軽量性を備えており、鉄材に比べて変形に強いという特徴があります。そのため、地震の揺れを吸収し、建物への負担を軽減できるのです。また、木材は鉄材に比べて軽量であるため、地震の際の揺れも小さくなります。
岡山で耐震性能の高い木の注文住宅を建るなら、耐震等級を水準とする工務店を選ぶと安心です。株式会社FORTと株式会社安藤工務店が挙げられます。株式会社FORTでは、耐震等級3レベルの水準を標準仕様としており、モノコック構造によって地震や台風に強い家を建築します。株式会社安藤工務店は、耐震性、省エネ性、デザイン性を重視しており、耐震等級3レベルの水準を標準仕様としながらも、デザイン性や住みやすさにもこだわった住宅を実現します。
目次
実は優れもの!木の住宅のメリット
木の住宅は、昔ながらのぬくもりを感じられる住まいです。しかし、そのメリットは、単に温かみがあるだけではありません。実は木の住宅には、健康や環境に配慮した現代の暮らしにも合ったさまざまなメリットがあるのです。近年では、木の住宅のメリットが再認識され、注目を集めています。
建築費用が抑えられる
木造住宅は、建築費用が抑えられるのが大きなメリットです。木材は鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅に比べて、材料費が安く予算を低く抑えられます。また、木材は加工もしやすく、さまざまなデザインや構造に柔軟に対応できるため、建築費用を抑えながらも、オーダーメイド感覚で理想の家を建てることが可能です。
これらの点から木材住宅で家を建てることは、経済的でありながら、品質やデザインを妥協せずに建築できる方法だと言えます。ただし、木材自体の種類によって価格は異なる点には注意が必要です。
断熱性が高い
木材は空気を含む繊維質で構成されており、熱が伝わりにくいという特性があります。木造住宅で用いられるスギやヒノキ、ブナなどの木材は、コンクリートや鉄と比較して高い断熱性を持っているほどです。
断熱性が高いということは、外気の気温に左右されにくい材質であり、夏の暑い日差しや冬の冷たい空気から家を守り、室内の温度を安定させます。つまり、木材が持つ天然の断熱性により、木造の家では夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのです。
結果として、エアコンやヒーターの使用を減らし、光熱費の節約にもつながります。木造住宅で家を建てると、断熱性を高める上に、経済的で快適な家を実現させられるのです。
調湿性や通気性が良く快適に過ごせる
木造住宅は調湿性と通気性が良く、快適な室内環境を作り出します。木材の内部は、さまざまな大きさの空洞が存在する「多孔質構造」となっており、空気や水を通しやすいからです。
この構造によって、木材は湿度が高い時には余分な湿気を吸収し、空気が乾燥している時は木の中の水分が空気中に放出します。また、空気の流れを促進し、室内の空気を常に新鮮な状態に保てるのです。乾燥による肌・喉などのトラブルや構造材の変形や割れ、湿度過多によるカビの発生などを軽減します。
木の家の耐震性能はかなり優れている
木の家は地震に弱いイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、木の家は、適切な工法で建てれば、鉄筋コンクリート造の家と同等の耐震性能を持つことが近年の研究で明らかになっています。
地震や台風に強い
木造住宅は、鉄筋住宅に比べて地震や台風に強い耐震性を持っています。木材は乾燥するほど強度が増し、もともとの柔軟性により、柔らかく曲がる性質があるからです。これにより、あらゆる方向に揺れる地震の揺れや台風の強風に対しても、揺れを逃がしやすいという特徴を持ちます。
また、軽量な木材を使用することで、地震の際の圧力が少なくなり、建物への負担を減らします。揺れの大きさは重量に比例するため、木造住宅は鉄筋住宅に比べて地震の揺れが小さく、高い耐震性を持つと言えるのです。
火災にも強い
意外に思われるかもしれませんが、木造住宅は火災に対しても強い耐性を持っています。確かに火災が発生すれば木材は燃えますが、燃えるのは木材の表面のみだからです。
木材が燃える際、表面は焦げて黒くなりますが、木材の芯まで燃えることはほとんどありません。燃焼によって表面に形成される炭化層が熱と酸素の進入を阻害し、内部への火の進行を遅らせるためです。この効果により、木造住宅は火災の際にも進行を遅らせることができ、火災に対して強い家と言えます。
岡山で耐震性能の高い木の家の注文住宅を頼むならここ
岡山県は地震の少ない地域と言われていますが、近年では震度4~5程度の地震もたびたび発生しています。そのため注文住宅を建てるなら、一定以上の耐震等級に対応している方が安心です。
耐震等級とは、地震に対する建物の耐震性を表す指標です。2000年に制定された住宅性能表示制度の一環として定められました。
耐震等級は、等級1、等級2、および等級3の三段階に分かれており、数字が大きいほど耐震性が高いと評価されるのです。最高等級である耐震等級3の建物は、震度6から7の地震にも耐えうるとされ、地震発生後も軽微な修繕のみで生活を続けられることが想定されています。
株式会社FORT
株式会社FORTでは、耐震等級3レベルの水準を標準仕様としており、「堅牢性」を重視し、地震や台風に負けない強い家を建てることを大切にしています。耐震性を高めるために、株式会社FORTが採用しているのが「モノコック構造」です。
一般的な工法では、柱や梁によって家を支えます。一方、モノコック構造では、独自の構造パネルを構造材として建物の面に取り入れ、柱や梁だけでなく壁や床など、面を通じて建物全体を支えるのです。この構造により、地震や台風などの自然災害に対する耐震性の高い家を建築しています。
さらに、国が定める「長期優良住宅」の省エネ性能基準を大幅に上回る性能を達成しており、優れた気密性・断熱性を持つことを証明しています。株式会社FORTは、耐震性、気密性、断熱性の全てにおいて最高級の家を建てることで、岡山県で信頼して依頼できる会社と言えるでしょう。
株式会社 安藤工務店
株式会社安藤工務店は、耐震性、省エネ性、デザイン性を重視している工務店です。耐震等級3レベルの水準を標準仕様としながらも、性能を決して犠牲にすることなく、「デザイン性、住みやすさ、技術に裏打ちされた高品質な住宅」を目指します。
また、株式会社安藤工務店は建築士事務所としても登録済みで、設計から施工まで一貫した依頼が可能です。その土地が持つ特徴や近隣環境、住宅の動線など様々な要素を考慮して、生命を守る建築構造と、意匠性に富んだ住宅を実現します。
木の住宅は温かみがあるだけでなく、健康や環境にも配慮した多くのメリットを持ち、経済的で品質やデザインを妥協しない建築が可能です。建築費用を抑えられる、高い断熱性により夏は涼しく冬は暖かく過ごせる、さらに調湿性と通気性に優れた快適な室内環境を得られるなどが挙げられます。また、木の家は木材の柔軟性が高い上に軽量であるため、耐震性にも優れているのです。さらに、火災に対しても表面のみが燃え、内部は保護されるため、火災に強いという特性があります。
耐震性の高い注文住宅を希望するなら、一定の耐震等級を水準にしている工務店を選びましょう。岡山県では、耐震等級3を標準仕様としている株式会社FORTや、株式会社安藤工務店のような信頼できる建築会社が、耐震性や省エネ性、デザイン性を重視した高品質な住宅を提供しています。これらの会社へ依頼すれば、長期優良住宅の基準を超える性能を実現し、耐震性、気密性、断熱性の全てにおいて最高級の家を立てられるでしょう。