岡山で理想の木の家を建てるための注文住宅の最新工法を解説
公開:2024.01.29 更新:2024.01.29岡山で注文住宅を建てるなら、素材にこだわった木の家の魅力を知っておきましょう。木の家には、調湿性に優れており暮らしやすく、香りによるリラックス効果が期待できるなど、素材によるメリットが多いです。
また、現在木の家の建築に主に採用されている工法は、2×4工法・2×6工法と、木造軸組工法の3つが存在しています。それぞれの工法が持つ特徴を理解することで、より納得のいく住まいが実現できるでしょう。
目次
岡山で感じよう!木の家の魅力とは
木の家には木の香りによるリラックス効果が高く、より健康的な暮らしが実現できるかもしれません。こちらでは、木の家の持つ魅力を紹介していきます。
木のぬくもりでリラックスできる健康的な家
木の家は1年を通じて快適な室内空間を保ち、健康的に暮らせるのが大きな魅力です。
まず、木の家は調湿性が高いというメリットがあります。調湿性に優れているため、湿度が高くジメジメしやすい夏には水分を吸収して空気をカラっとした状態に保ち、湿度が低く乾燥しやすい冬には水分を放出することで過乾燥が抑えられるのです。
また、天然の木に加えて漆喰や珪藻土といった自然素材を使うことで、シックハウス症候群となりにくい効果があります。
さらに木からは素材本来の香りが感じられることから、リラックス効果が期待できるでしょう。
木特有の性能で快適に過ごせる
家づくりに木を取り入れることは、注文住宅の性能を向上するだけでなく、快適な暮らしに繋がります。
まず、無垢の木は空気を含むことで高い断熱性を持つため、木の家では夏涼しく、冬暖かい環境を実現できます。また、木には吸音性があるため、生活音も抑えることが可能です。木は歩行時の衝撃を吸収し和らげる効果があることから、足触りが良く膝に優しい点も大きなメリットでしょう。さらに木造は軽量鉄骨造と比較しても、長く変形しない耐火性があるため、より安全に暮らすことができます。
このように木特有の性能は住まいの快適性の向上につながるでしょう。
注文住宅における木の家の代表的な工法
注文住宅における木の家は、面で支える2×4工法・2×6工法と、点で支える木造軸組工法の大きく2つに分かれます。
耐震性が高く省エネルギーな工法
2×4工法・2×6工法はそれぞれ2×4インチ、 2×6インチの木材で組んだ枠に木製パネルを張る工法で、木造枠組壁工法とも呼ばれます。ハウスメーカーを中心に採用が広がったこの工法は、部材や施工方法のシステム化をすることができるためコストや工期を抑えられるのが特徴です。
また、2×4工法・2×6工法は木造軸組工法と比べて耐震性に優れています。2×4工法・2×6工法では柱の代わりに壁、梁の代わりに床や天井で支えることで力を面に分散させられるからです。2×6工法は2×4工法と比べて壁の厚みが約1.6倍となり強度がさらに高くなることから、耐震性に優れたより広い空間を計画できます。
さらに、耐火性や気密性、断熱性が高い点も大きなメリットであり、冷暖房に使用するエネルギーの節約が期待できるでしょう。
こだわりとデザインの自由度を実現する工法
現在日本でいちばん多く採用されており、代表的な工法である木造軸組工法は、柱に梁を組み合わせて点を結ぶように骨組を造る工法です。木造軸組工法は、法隆寺の五重の塔や歴史あるお寺や神社、古民家などで古くから使われる実績のある工法であり、日本の風土に合わせて発展してきました。
そんな木造軸組工法の特長は、間取りの自由度の高さです。規格化されている部材の組み合わせで間取りを作る2×4工法・2×6工法に比べ、木造軸組工法は木材の長さや組み合わせ方次第で柔軟に設計ができます。木造軸組工法は、収納へのこだわりや細かい寸法を指定した調整など、要望に応じた空間づくりを行いやすいため、狭小地や変形地でも土地の形状に合わせた敷地の有効活用をすることができるでしょう。
また、木造軸組工法は柱と梁で構造を支えているため、壁を抜きやすいのも特徴です。これにより、大空間が広がる開放的な間取りや、大開口窓の設置が可能となります。
さらに、将来的に間取りの変更や増築も対応しやすいため、リフォームなどを行うことでより長く住み続けられるでしょう。
理想の木の家をかなえるための業者の選び方
家づくりにおいて業者は二人三脚をしていくパートナーとなることから、信頼できる業者選びが大切です。こちらでは、業者を選ぶ際に抑えておきたいいくつかのポイントを紹介します。
費用と施工実績を確認
同じ工法を用いていても、業者によって費用は大きく異なります。そのため、数社に相見積もりを取ることが大切です。費用を比較することで、納得の家づくりができるでしょう。
また、業者はそれぞれ得意なデザインを持っています。家づくりを始める際には、各業者のSNSやホームページの施工実績を確認して、自身の好みのデザインを多く扱っている業者を見つけると、より理想的な住まいを実現できるかもしれません。
また、気になる業者については完成見学会やモデルハウス、OB宅見学会などを訪れ実際に建てた家を見ると、より自身の家づくりのイメージをリアルに持つことができるでしょう。
カスタマーサービスとアフターケアの内容
業者選びでは、建てるまでの品質だけではなく、住み始めてからのアフターケアも重要な要素です。住宅を引き渡した後には定期点検を実施することが一般的ですが、どれくらいの頻度で実施しているかは業者によって異なります。そのため、業者を選ぶ際には定期点検のチェック項目や頻度、保証を受けられる期間、修繕費用の負担などについてあらかじめ確認しておくことが重要です。
木の家ではより健康的な暮らしを実現でき、木の香りによるリラックス効果を期待できます。調湿性、断熱性に優れている点も、木を使った家の利点です。ほかにも、珪藻土や漆喰などの自然素材を使うことで、シックハウス症候群になりにくい家づくりができます。さらに、木の特性により快適な室内環境を保ち、足触りも良く、耐火性も高いです。
また、木の家は2つの代表的な工法があります。2×4工法・2×6工法は耐震性や省エネルギー性に優れ、間取りの自由度が高いです。一方、木造軸組工法は柱と梁で構造を支えており、間取りの自由度やリフォームのしやすさが特長とされています。
そして、業者選びでは費用や施工実績、アフターケアの内容を確認することが重要です。適切な業者を選ぶことで、納得のいく住まいづくりが実現できます。